鳥獣戯画5 蛙と兎の相撲 続 壺 齋 閑 話
九州国立博物館特別展「京都 高山寺と明恵上人―特別公開 鳥獣戯画―」 というと,紅葉の美しいことで知られ,そして何より動物たちを生き生きと描いた国宝の絵巻「鳥獣人物戯画(鳥獣戯画)」を所蔵するお寺として有名です。 しかし,今回の展覧会「鳥獣戯画 (犬)乙巻」 吠えている犬、ぶちのある犬、かぶりつき合っている犬達とさまざまな犬が描かれていきます。 そこから画面は進み、羽並みの綺麗な雄鶏が画面中央に現れ、その前には雛を背中に乗せた雌鶏、まわりを歩く二羽の雛が描かれています。